車両・モーションシミュレーター・大空間向けVR/ARトラッキングシステム
LPVRは、HMD内蔵のトラッキングが機能しない環境、すなわち走行中の自動車・航空機・モーションシミュレーターの車内、部屋をはるかに超える広さのトラッキング空間、そして一つの座標系を共有する必要があるマルチユーザー環境のための、LP-ResearchのVR・AR・複合現実向けトラッキングソフトウェアです。すべてのLPVRシステムは、HMDに取り付けた慣性計測装置(IMU)とART、OptiTrack、VICONなどのアウトサイドイン光学トラッキングシステムを融合し、頭部の動きを予測することで、遅延を感じさせない映像を実現します。サブミリメートルの位置精度、0.2°の姿勢精度、最大1000 Hzの更新レートを、標準ドライバーを通じてUnity、Unreal、Autodesk VRED、およびあらゆるSteamVR / OpenXRアプリケーションに提供します。対応HMDはVarjo XR-3 / XR-4、Meta Quest 3、Apple Vision Pro、Xreal Air 2 Ultra / One Pro、HTC Vive Focus Vision、Pico 4 Ultraなどです。基礎から知りたい方はVRヘッドセット・トラッキングの仕組み(英語)と走行車両・モーションシミュレーターでのVR/AR(英語)をご覧ください。
LPVR-CAD - 大空間・マルチユーザー向けのVR/複合現実トラッキング · アウトサイドイン光学トラッキング(ART、OptiTrack、VICON)とHMD搭載IMUを融合 · Varjo XR-3 / XR-4、Apple Vision Pro、Meta Quest 3、Xrealに対応
LPVR-DUO - 自動車・航空機・モーションシミュレーター向けのVR/ARトラッキング · 車両固定IMUにより頭部の動きと車両の動きを分離 · Varjo XR-3 / XR-4、Apple Vision Pro、Meta Quest 3、Xrealに対応
LPVR-AIR - ワイヤレスのスタンドアロンHMDで使えるLPVR-CADのトラッキング · SteamVR / OpenXRアプリケーションからのワイヤレス・ストリーミング · Meta Quest 3、HTC Vive Focus Vision、Pico 4 Ultra、Apple Vision Proに対応
LPVR-POS - グローバル座標系のARコンテンツのための車両姿勢推定 · RTK-GNSS、車輪オドメトリ、IMUを最大500 Hzで融合 · デッドレコニングによりGNSSが届かない区間もカバーLPVR製品の比較
| 製品 | トラッキング方式 | 対応HMD | 精度・更新レート | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|
| LPVR-CAD | アウトサイドイン光学トラッキング(ART、OptiTrack、VICON、VRPN)+ HMD搭載IMU | Varjo XR-3 / XR-4、Apple Vision Pro、Meta Quest 3、Xreal Air 2 Ultra / One Pro、すべてのSteamVRコントローラー | 位置サブミリメートル · 0.2° · 1000 Hz | 大空間・マルチユーザーのVR/複合現実: デザインレビュー、ショールーム、トレーニング、ロケーションベース・エンターテインメント |
| LPVR-DUO | 車両固定IMU + HMD搭載IMU + 車内光学トラッキング | Varjo XR-3 / XR-4、Apple Vision Pro、Meta Quest 3、Xreal Air 2 Ultra / One Pro | 位置サブミリメートル · 0.2° · 1000 Hz | 自動車・航空機・モーションシミュレーターでのVR/AR: ドライビングシミュレーション、飛行訓練、車内エンターテインメント |
| LPVR-AIR | アウトサイドイン光学トラッキング + HMD搭載IMU、ALVRによるワイヤレス・ストリーミング | Meta Quest 3、HTC Vive Focus Vision、Pico 4 Ultra、Apple Vision Pro | 位置1-10 mm · 0.2° · 800 Hz | スタンドアロンHMDによるワイヤレス・マルチユーザーVRとパススルー複合現実 |
| LPVR-POS | RTK-GNSS + 車両オドメトリ(CAN)+ IMUをFusionHubで融合 | LPVR-DUOのHMD構成と組み合わせ、または車両ローカライゼーション単体で使用 | RTKフィックス時の絶対位置約0.1 m · 500 Hz | グローバル座標系の車載AR、ADAS、Vehicle-in-the-Loopテスト |
どのLPVR製品が必要ですか?
- 複数のユーザーが広い空間を歩き回る: 有線PC接続HMDならLPVR-CAD、HMDをワイヤレスにする必要があればLPVR-AIR。
- ユーザーが自動車、トラックのキャビン、ヘリコプター、モーションプラットフォームに乗っている: 頭部の動きと車両の動きを分離し、外の世界が動いてもコックピットを静止させるLPVR-DUO。
- 仮想コンテンツを車両ではなく実際の道路や街に固定したい: LPVR-DUOに、車両自体の姿勢をワールド座標で推定するLPVR-POSを組み合わせます。
- ビデオパススルーによる複合現実: Varjo XR-4とLPVR-CAD、またはMeta Quest 3とLPVR-AIR。いずれも光学マーカーにより再現性の高いオーバーレイ位置合わせが可能です。
- HMDを使わない試験ベンチやシミュレーター向けの車両ローカライゼーション: LPVR-POS単体。
納品内容
各LPVRシステムには、ライセンスドングル(LPVR-POSはオンラインライセンス)、対応HMDおよびコントローラー用の3Dプリント製マーカーホルダー、製品に必要なLPMSハードウェア(LPVR-DUOは車両固定IMU、LPVR-POSはGNSS受信機・CANインターフェース・IMU)、付属ケーブル、ソフトウェアアップデートを含む1年間の保守契約が含まれます。お使いの光学トラッキングシステム、HMD、エンジンとの連携方法はLPVRドキュメントポータルに記載しています。価格は導入構成ごとのお見積りとなります。HMD、トラッキングシステム、用途を添えてお問い合わせいただければ、構成のご提案と、必要に応じてパイロット導入をご案内します。